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3-1 物件探しから入居まで

賃貸物件情報収集のコツ

 一番ワクワクするのが情報集めの時期。賢く情報を集めて上手に物件を探しましょう。

 まずは「どのあたりに住みたい」かを決めます。今は手軽にインターネットで情報が見られますが、できれば現地を見に行きたいもの。
 不動産屋さんに案内を頼む前に、のんびりと予定のエリアを歩いてみましょう。
 どんな雰囲気の町か、どんな物件があるか。治安の状態、通勤・通学先との大体の距離感をつかんでおきます。
 駅の近所などでは情報誌も配られているので即ゲット!

 インターネットでも物件情報が見られますので活用したいですね。大体の家賃相場もつかめます。 
 不動産屋さんにも個性があります。コンビニ的になんでも頼めるチェーン店もあれば、家族経営の親身さを持つところも。

 相性のあう不動産屋さんが見つかるといいですね! 

賃貸物件を内見しよう

 部屋の中を見せてもらうことを内見といいます。

 間取り図にある部屋の広さ――「○○畳」は目安ですので、現実の広さを確かめましょう。
 大きな家具がある場合は、メジャーではかっておくと便利です。

 きれいに改装してないまま内見する場合は、入居時の状態はこのままなのか、それとも改装工事を行ってから入居なのか確かめましょう。
 改装なしの場合は、現状が優先します。直してほしいところやつけて欲しい設備があれば交渉が必要です。
 できれば
「きれいにしてください」
ではなく、具体的に何をどのようにしてほしいのかを伝えると、後の行き違いがなくなります。

 部屋以外は見落とし勝ちですが、ゴミ置き場など共用部の状態や、駐車場の位置・大きさにも注意しましょう。車が入らなかった! というのはときどきあるトラブルです。

賃貸借契約の内容を理解しよう

 家賃がいくらで、敷金・礼金がいくら。部屋の大きさと物件の場所。ここまでは当たり前にみんなわかってます。
 でも他にも大事なことがいっぱい。
そのために不動産屋では「重要事項説明」を宅建主任者により行います。
賃貸住宅を借りるうえでの原則は……
☆ 賃料は持参
とはいいつつ、振込や自動引落が多いです。が、法律上の原則は持参。そのため振込等の手数料は借主もちが多いですね。
☆ 原状回復と善良なる管理者の注意は借主の義務
 自然損耗以外の故意・過失により、物件を傷つけた場合は、弁償しなくてはなりません。また、物件に不具合が生じたら、すぐに管理へ連絡を。これを怠ると借主に責任がかかることもあります。
☆ 自然損耗の補修
通常の使用・自然損耗による損傷の修理は貸主の負担です。
☆ 解約は3ヶ月前に予告
実は、原則は3ヶ月前に予告が必要です。賃貸期間に定めのある場合は、1年前から半年前に通知しなければ法定更新されます。
☆ 貸主からの解約は6ヶ月前に予告
ただし強制力を持たせるには正当事由が必要です。
☆ 貸主の許可を得てつけた造作は買い取って貰える
「造作買取請求権」といいます。時価ですので値段に期待はできませんが。
☆ 競売による貸主の交代は半年後に退居が必要なことも
抵当に入っている賃貸住宅が競売された場合、借主が保護される期間は半年間です。新しい貸主に賃貸借契約を結ぶ意志がなければ、半年後に退居しなければなりません。
  しかし、地域や慣習により、原則どおりにいかないのも賃貸住宅ではよくあることです。
原則どおりでない部分を「特約」といいます。通常は原則よりも「特約」が優先されます。契約書に記載されていますので、よく確認してください。
また、赤色の文字は、特約よりも原則が優先します。
よくある特約は次のページへ。地域性のある特約は、特約の存在を前提に賃料が設定されていることにも気をつけてください。

よくある特約を知っておこう

 賃貸契約の法律上の原則は前のページでお話しました。ここではよくある特約をご紹介します。地域性のある特約は、特約の存在を前提に賃料が設定されていることにも気をつけてください。
また契約書末尾の「その他特約」のところではなく、普通の条文の中に記載されていることもあります。
☆ 敷引き(解約引き)特約
関西・北九州などで行われている特約です。 契約時敷金(保証金)を払い、退去時に敷引き(解約引き)額を控除した額が返金されます。
☆ ハウスクリーニング特約
自然損耗・通常の使用に関わりなく、退去時にプロの業者の清掃を、借主の費用負担で行う特約です。一般的な特約の一つです。
☆ 畳表替え・襖張替・壁紙張替等の借主負担
自然損耗・通常の使用に関わりなく、退去時に借主が張替費用を負担する特約です。畳・襖・壁紙と併記しましたが、全部が借主負担になっているものもあれば、畳のみのこともあります。契約時に説明を受け、契約したならば有効な特約ですので、契約前に確認しましょう。
☆ 解約予告
解約する際には、事前予告が必要です。1ヶ月前に解約届けを出し、即時解約の場合は1ヶ月分の賃料を払う、というケースが多いようです。中には原則どおり3ヶ月前の予告、という場合もありますので注意が要ります。
☆ 造作買取請求権の放棄
借主が貸主の許可を得て取り付けた造作は、貸主に時価で買い取らせることができるのが「造作買取請求権」です。これを双方の合意によりないものとする特約です。非常によくある特約です。
☆ 小修繕の借主負担
設備の修繕は貸主もちが原則。けれどもあまり厳格に運用すると、借主は電球一つ替えられなくなってしまいます。そこで電球や水道パッキンの交換などの入居中の小修繕を借主の負担とするものです。退去時の修繕までを義務付けたものではないとされています。小修繕の範囲は契約書によりさまざまです。
☆ 日割り家賃の取り扱い
原則は入居も退居も日割りですが、契約により日割りを行わず月極の取り扱いをする場合もあります。月初めの退居でも月末の退去でも、月末までの家賃がかかります。

申込と入居審査

 物件が決まりましたら、入居申込書に記入し、不動産会社を通して貸主に提出します。
 貸主はこの申込書をもとに入居審査を行い、契約を結ぶかどうかの返事をします。
 入居審査とは、貸主が希望者と契約を結ぶかどうか検討することをいいます。主にポイントになるのは、収入・家族構成・連帯保証人です。
 また、契約内容に関し、交渉したいことがある場合はこのときに行います。お気軽に不動産業者に相談してください。
 申込の証拠として申込金が必要な場合もあります。キャンセルの場合は全額返金されます。

いよいよ契約

 貸主からOKの返事がきたら契約です。
 契約内容の交渉や設備等の確認は、トラブル防止のため、このときまでにするようにしましょう。
  不動産業者は貸主・借主の間でまとまった契約内容を元に重要事項説明を行い、再度契約内容の確認をします。契約内容に納得いかない点やさらに交渉したい点があれば、再度交渉→説明のプロセスを繰り返すことになります。互いが契約内容を了解した時点で契約成立です。
 この時点以降のキャンセルでは申込金は手付金となり、返金されない可能性、、仲介手数料が請求される可能性があります。
 後日でも契約内容が確認できるよう、契約書を作成し、貸主・借主・連帯保証人・仲介業者がそれぞれ署名押印します。
 また、契約書に借主・連帯保証人は住民票・所得証明などの添付を求められることもよくあります。
借主は決済金を支払い、貸主は物件の鍵を渡して、一連の手続きは終了です。

 また、入居の際には部屋の状態をよく確認しておきましょう。汚れや傷、設備の初期不良などを確認しておくことにより後日のトラブル防止になります。

賃貸借契約手続きの流れ

弊社の場合の賃貸物件の流れをご案内します。
Step.1  物件を探そう
当サイトからの賃貸物件検索や、弊社営業地域内でご希望の賃貸物件がございましたら、弊社までお問合せください。折り返しご連絡さしあげます。
「こんな部屋はない?」というお問い合わせもお待ちしております。どんどんご連絡ください。
またご希望物件の空き待ちご予約も承ります。
Step.2  部屋を見てみよう
さまざまな情報が、情報誌やネットで手に入るとはいえ、見てみなければわからないのが不動産。
Step.1 物件探しのご希望に沿う形で、弊社が現地をご案内いたします。最寄り駅等への送迎もいたします。もちろんご来店も大歓迎ですよ!
現地ではお部屋の広さ、近隣の様子などをじっくりご覧下さい。メジャーなどをお持ちになると便利です。
Step.3  申し込み
ご希望の部屋が決まりましたら、貸主に賃貸契約の申込をします。
契約内容について交渉をご希望でしたら、この時点で貸主に伝えますので、ご遠慮なくお申しつけください。
貸主からOKの返事が来ましたら、いよいよ契約手続きに入ります。
Step.4  重要事項説明・契約
Step.3 の過程でまとまりました契約内容に対して、弊社が重要事項説明を行います。これが契約の意思に関する最終の決定の場になりますので、よく説明を聞いてください。わからない点がございましたら、なんでもお聞きください。また、納得できない点などがございましたら、遠慮なくお申しつけください。Step.3 の交渉に戻って貸主との折衝を行います。
また、契約書の内容をご確認ください。事前に細かい契約内容がお知りになりたい場合は、ご遠慮なくお申し付けください。
Step.5  契約書記名押印・決済  
契約内容について互いの意思が確認できましたら契約完了ですが、貸し借り双方の合意内容を残すため、契約書に貸主・借主・連帯保証人・弊社・宅建主任者が記名捺印いたします。  
このとき必要な提出書類は
借主:所得証明(源泉徴収書など)・住民票・写真
連帯保証人:印鑑証明書・住民票・所得証明
です。これらの書類は、Step.3の申込書の記載内容の確認と、連帯保証人の意思確認のために使われます。
また、決済金(敷金・礼金・前家賃など)もこのときお支払いいただきます。
!注意!
<重要事項説明と契約の時期について>
通常、Step.4  重要事項説明・契約とStep.5  契約書記名押印・決済は同じ日に行います。別の日に行いたい場合や、あらかじめ内容をお知りなりたい方は、ご遠慮なくお申しつけ下さいませ。
<申込金・手付金について>
順番のキープが必要なければ、弊社では申込金を請求することはありません。
お申し込み時に順番をキープしたい場合、申込金を申し受けることがあります。申込金は貸主からOKがなかった場合は全額返金します。貸主がOKしたあとは自動的に手付金として取り扱い、借主都合のキャンセルでは返金されません。
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